2016年5月22日日曜日

平成も30年近くなるというのに情けない



こう家にアンテナタワーが立っていて、Esとか出ると土日とか昼休みに結構激しく回っていると、相当暇だと思われているらしい。加えてここの所のようにアンテナの調整とか、タワーメンテをしていると、得体のしれない大型物を工作しているため、奇異な目で見られがちである。

「お前みたいな、そんな事やってるような奴、見たことねぇ」

この言い回しは、この地方独特の方言であるが、相手をたしなめる時に、お前と類似した人は居ない、標準からはずれていておかしいからそれはやめた方が良いという意で使われる事が多い。

しかし、どうであろうか、コンテストでは埼玉ではJCG13008に次ぐクソQTHのJCC1317の鴻巣はアマチュア無線人口が多く、特に某クラブはコンテストにおいて地域クラブの優勝争いを続けている土地柄である。

「お前みたいな事してる奴見たことない」

という言葉はそもそも、人と違う事がやりたくてこうしているのにとかねがね思うし、しかも他にも万人単位で居るしwww(本当に草ばかり生える)。しかし、これは、この地方の定型表現のようでwこれに対して、どことどこに、こういうOMがいて、世話になっているとか、上手であるとか、他にも同じかそれ以上の人は沢山居るという説明は、どうやら無駄なようである。

加えて、無線を少しかじったような人で大型アンテナを扱った事のないような人からネガティブな情報を得ると、鬼の首を取ったように攻めてくる。

そもそも今日は日曜日だし、何をしてようが勝手であろうが。タワーに上がっているアンテナならともかく地上整備中のアンテナを見て嫌みをわざわざ言うとは強者である。それともあからさまな、強度的な不安を感じたのか、まさかこんなチープなものをタワーに上げる訳ないだろうにw。

全く。要は、趣味の社会的適法性云々より、端的に気に入らないようである。

それを言うなら、私は、酒もタバコもギャンブルもやらずに、時間とお金を捻出している訳だし。日曜とあらば、暇つぶしにパチンコを打ちに行くのと。これは価値観の問題だからどっちが、不健全かっていう議論はやめるにしても、比較対象なしとしても、不健全という答えはないであろう。

どうやら、ここのブログが見えているようであるから、言わせてもらうがw

無線以外にも、鉄道に対するロマンとか、写真とかの芸術的なセンスもお有りにならないようで。私からすれば、そういう方はいささか寂しい。では、言っているその方は、何をしているのかと言えば、歩くと称して、健康のために歩いたり、時間をかけて犬の散歩をしているようだが。

ウチにだって犬はいるし、毎朝の点検時に早朝に連れ歩いている。日常の中の一コマであるが。まぁ退職して、時間があるからといって、それを1日2回も3回も行くのは私としては理解しがたい。スポーツなり、文化芸術分野でも、もっと色々な趣味があるだろうに。

日中かなりの確率で出くわすのだからいつもフラフラと歩いているのだろうが、仲間を見つけては腰を下ろして話し込んでいるようである。で、その、話相手っていうのは、類は友を呼ぶようで、聞き耳を立ててみると、人の悪口や失敗談が中心である。まぁ私のような目立つ装備が建っている人物は話題になりやすい。

盗聴ですか?とか北朝鮮の放送が聞こえるんですか?とか全く的はずれな質問をしてくる人も居るが。大抵は、若くして、スキルも人脈もある事の妬みである。金をかければ、当然文句を言うし、では自作をすると、今度は、暇そうだとか、結局は何かしら言われる。つまり、端的に面白くないから「言ってみたいだけ」なのである。

全く、こうして、ブログに書くという事は、心底呆れているという事である。私も色々なジャンルで、OMを目指し、後輩に指導を与え、互いに刺激しあって、この趣味を盛り上げ、楽しんでいるが、原因不明のトラブルの解決に困ってしまい、真剣にアンテナ調整を行っている、人を捕まえて、その物の言い方はいささか、視野が狭く、60を過ぎて定年を迎えた者の言う事として情けない限りである。

どうも、私と同世代でも、少年少女のために、野球とかサッカーなどスポーツで指導者をしているような人の事は、毎週土日を潰してのめりこんでいても、素晴らしいと言っているようであるが。こういう科学技術的な趣味で多くの先輩後輩がいて、指導され、指導しつつ、お互いスキルアップをしながら努力しているっていう姿に対する理解があまりにも少ないというか、皆無に感じる。

もっとも、彼らにはその場で、説明するのであるが、考え方が昭和で止まっている人には、こういう趣味への理解は難しいようである。というか、無線も鉄道も写真も昭和からの趣味で、多くの人たちが楽しまれているんですがねぇ。

さて、あえて昭和というキーワードを出したのは、考え方が昭和という部分で、私も驚いたのは、昔を忌み嫌われていた、いわゆる「ヲタク」がここまで市民権を得るとは私も少年時代に予想だにしていなかった。世界的社会現象で日本文化と言えば、漫画は随分前から世界的市民権を得ているようであるが、ヲタクについても、世界的ムーブメントが起こっているようである。

私のように、実は昭和の昔からある趣味に対してさえ文句を言うような人たちに、例えば、コスプレとか、秋葉系の趣味は一体どう映るのであろうか。

彼らの子供、孫が理解なしに、頭ごなしに批判されている姿がチラリと浮かび(というか、実際、そういう事案を聞いたから、言っている、というのもあるのだが)情けなさに輪をかけて残念な気持ちが深くなった。










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