2014年6月21日土曜日

高峰高原移動

田植えも終わり。やっと、まとまった時間が得られたので。今日は移動運用。どうせなら他エリアへ。という事で、移動局の情報を総合して、長野県は軽井沢の隣、小諸市の高峰高原へ。土曜日なので、お仕事モービルの交信が終わって落ち着いた、夜19時過ぎから波を出し始めた。

あれぇ、エレメントが曲がってる、、、。SWRも落ちない。まったくもう、、、。はいNコネクタのズッコケでした。&FT-817とFT-8800のマイクを間違って持っていく始末。前回、忘れたのでOK!と思って持っていったら、モジュラーが違う。もう、次回からは挿してもっていこう。

何のかんので、セッティングに、1時間以上かかってしまった。あの曲がってるエレメントとか、ブラブラのケーブルとかは直しました。ああやって、ケーブルをブラブラさせるとNコネは抜けてしまうです。悪い見本。

さて、オールモードのFT-817+リニアアンプという。いつもの定番コンビが使えないので、仕方ないので、モービル積載のFT-1907Hで出る事に。これは耳が悪いんだよなぁ、と思いつつ、CQを出してみると。何と、メインに行かずに呼ばれ始めた。それも横浜界隈に波が落ちてるらしく59-59のレポートが多い。いつもはノイズだらけのモービルQSOしかしない1907のSメーターが元気に振って、しかも遠距離を受信しているのを見ると笑ってしまう。しかし、待機していてくれていた埼玉各局からは

「なんか弱いよ、51くらいで来てる」

との話。良く分からない伝播経路だが、どうも八ヶ岳?富士山?丹沢?秩父連山?ビームのキレすぎ?、色々なファクターがあるが、埼玉をスキップして、西東京に落ちている。茨城局にも取ってもらっているので、いつもの富士山~丹沢反射のような伝播っぽい感じもするが、埼玉が弱いというのが分からない。

何せご覧のように真っ白である。日が落ちたら真っ暗。ナビを頼りにビームを振ってみて呼ばれはじめたのが横浜という、、、。

ビームを若干動かしたら。安曇野が入感。続いて何と、2エリア愛知は蒲郡。一体どんな伝播だ。ポンコツのFT1907が55くらいで振れている。相手局はビッグガンなのか59で帰ってきた。/1局ではない。この遠距離FM独特のQSB感は前回、伝播実験で味わったアレである。紛れもない2エリアである事は間違いない。話によるとこの場所。FMモードで5エリアとの交信実績もあるらしく。隠れたポイントらしい。今回は25Wまでしか出ない装備だったが、さらに重装備すれば西方面は、もっと飛びそうな予感がする。SSBなら更に、、、。

う~ん、しかし、移動運用を毎週してる訳でないと色々忘れ物をしてしまう。昨秋は毎週移動していたからそんな事はなかったのだが、、、。最強は移動登録してあるTS-790を持ち出してしまう事なのだが、色々周辺機器がついてしまっていて。面倒。んなんで、軽量だけど、オールモードの組み合わせで出たのだが、まさかの、マイクがなければ全く意味なしという様であった。

しかし、FT-1907は熱に弱い。50W機のくせに、50Wは非常用。1QSOのみ。通常の高出力機では常用と思われる25Wの中間ステップは30分もすると、カチンカチンに熱くなる。もちろん50Wでの運用は自殺行為なので1度も使わず。しかし25W運用でもとうとう、1時間で、「HEAT!」の警告がついて、パワーダウン。愛知は蒲郡との交信中。に10Wにダウン。マズい、、、。しかし、相手の方が長めに話をしてくれていたおかげで、パワー復活。いやぁ、、、焦った。


いやいや、そもそも、波が出るかどうか不安な所から始まった移動運用だったが、実にエキサイティングであった。この21エレはキレすぎる。確かにFゲインは強いのであるが、サイドは全く聞こえない。しかし、こういう山岳移動では、反射に回折、猛烈スキップと思いもかけない出会いのできるアンテナでもある。


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