2014年3月13日木曜日

ウェザーステーション開局。

最近パケット通信の話とかになるのであるが、パケット通信というと、もはや過去の話であり、昔ながらの通信方式や、RBBSなどは無くなったに等しいのではないだろうか。しかし、現在、なぜか、現役のパケット通信といったらAPRSではないだろうか。結局は無線局の居場所のトラッキング的な要素が強いが、基本設計が良かったためか、結構便利なシステムである。
 昔ながらのアマチュア精神から、各局、役割があるようで、モービルや、ハンディ機が発するビーコンを中継するデジピーター局。それらの信号を拾ってインターネットに中継するI-GATE局。そして特徴的なのがWXステーションの存在。その局の置かれている、気温、湿度、風速、風向、気圧などのデータを、電波、インターネット、両方で受信できるのである。特に、インターネットで見ると、そららが、時系列的にグラフ化されて見られる。

使用したWXステーションはOregon社のWMR-100Nである。APRS用のウェザーステーションというか、総合的なインターネット配信用ステーションとしての性格を持っている。システムは倒壊したハウスの煙突の支柱に取り付けた。ハウス本体は撤去したが、煙突支柱はわざと残しておいたので、ちょうどいい高さとロケにシステムを置く事ができた。


苦戦したのはPCとの接続。ネットの情報を散々徘徊して、探したが、WeatherDisprayというソフトが定番らしいが、2014年3月現在、無料ソフトが見つからない。各局のブログに乗っているソフトのリンクをクリックするとOregon社のページに誘導されてしまい。30日のトライアル期限付の有償版しかDLできない。とりあえず、動作させなければならないので、有償版をインストール。これはこれで、APRS以外にもインターネット配信機能など、かなり多彩な機能がついている。
多彩すぎて、簡単というのがウリのWMR-100の設定が難しかった。結局の所、ControlPanel>StationType&SettingsでOregonSCientificのタブでWMR 100 USB~の項をチェック。ここが分からずになかなかデータが受信できなかった。後は、そのままだとソフトウェアTNCが使用しているCOM1を占有してしまうので、USBが使用するCOMポートをCOM2に設定しておく。
そしてAPRSファイルはSETUP>CreateAPRSFiLES>Yes/set locationでWXNOW.TXTの保存先を指定しておく。このWXNOW.TXTをUI-VIEW32で拾えばいいわけだ。

・・・とまぁ、簡単に設置できた割には接続はなかなか骨が折れた。

気象データはJH1PRT-13として、関東地方には筑波山のJJ1YDX-3を介して、電波で飛ばしているのと、インターネットではAPRSfihttp://ja.aprs.fi/でJH1PRTで検索すると出てくる。

とりあえず、しばらくはテスト運用なのと、動作ソフトが有償版なのを何とかせねば、このソフト、70ドルもする。確かにWMR100に限らず、色々なステーションに対応しているのと、多彩なインターネット配信機能。それから、「生涯ライセンス」を謳っているのであるが、、、。最近、円が安いし、高いなぁ。


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