2014年1月15日水曜日

ルーフタワーレストア

シーズンインと共に忙しくなるので、その前までに何とかルーフタワーを上げようとチマチマとした時間でレストアしている。430MHzは25エレ×2であるがHFは色々検討の結果ミニマルチはT33jrHを上げる事にした。実は、後になって知った事、タワーを上げる物置小屋が隣家との境界に近く。旋回半径が4m20cmほどしかとれない。そうなると、3エレは決定なのだが、なかなか難航。結局。実際に使っているOMさんの話なども総合して、T33jrHに。小さい、軽い、飛ぶ、高耐入力、頑丈、そして安いと。いうセールストークに。

「本当かよ」

という意見もあるが、どうもデータシートを見るとその代わりに帯域を犠牲にしているようでその辺はミニマルチ社からも説明があった。

ちなみに直販。受注生産のようで、

「納期は2週間待って欲しい」

との事。大丈夫である。ルーフタワーはまだ修理中。

タワーの方は、サビが浮いている部分は、サビ部分の塗装と、足に2×4材を取付準備。元々足元は鉄材が使われており、赤く塗られていたのだが、屋根色に合わせて、シャーシブラックに塗装。足元にある2×4材は焦げてしまった炭ではなく、SPFの防腐タイプの材料に黒い防腐塗料を塗ったもの。足元のカラーは、屋根色との調和を図ったつもりである。


キモとなるワイヤー取付部にはシャックルを取付。こういった重要な部品はドナドナされてしまったらしくついてないので、自作。錆びないようにとこの部分だけでもステンを使ったら、ローカル局に

「イオン化傾向でアルミに穴が開かないか?」

「あ。。。。」

ステンとアルミがじかに接触するのはあまりよろしくないらしい。亜鉛ドブ付けメッキやクロームメッキのボルトはいいらしいが、ステンのボルトとステーはあまり良くないようだ。部材をごっそり買い込む前で良かった。スーテー線まわりとか、は当然、ステンが良いようであるが。アルミとの直の接触部は良くないようである。とりあえず、メタル同士でじかにコンタクトしてなければ良さそうなので、アメルジンクを塗って、さらにシルバー塗装して、直接コンタクトしないようにした。

どうりで、タワーのネジがクロームで所々錆びてる訳だ。もう解体はしないだろうから、クロームのネジ部には余ったアメルジンクを塗っておき、まだらではカッコ悪いので、タワー全体もシルバーに塗装。う~~ん。なんだかうちにも有るが、農家の重油燃料タンクと同じ色だ。見慣れた色。微妙。ま、、、、いっか。


こちらは、取付を待っているローテーターとベアリング。この部品も無くなっていたので自作。こいつの台座はアルミの厚板をローテーター側は更に重ねたもの。タワーへの取付は、これもステンボルトを用意しておいたのだが、急遽クロームメッキのものを調達した。

コマーシャルが終わった後にローテーター仮組までやってしまった。

ソビエテイル

地上高3.7mくらいあるようだ。屋根上の三角形の部分に載せてもタワートップの平らな部分で3.5mくらいありそうだ。建物が実測してみたら7.5mちょい。なのでタワートップで、11m高くらいある模様である。下段の給電点が12.5mH。上段の430MHzが14mHといった感じで。高すぎるかなと思いつつ。ルーフタワーの標準的な高さに収まった感じである。今刺さっているマストは、インナーとなるマスト。この外側に足場パイプの5mものが刺さる構造になる。

上げる手順としては、メインマストが刺さっていない、この状態でも屋根上に上げるのは難儀な重さなので、マストと、ベアリングを台ごと外した状態で何とか数人で、屋根上に上げ、寝かした状態にする。続いて二重管にしたメインマストを斜めに差し込むその際に、寝ている状態の屋根上で、ベアリング台を通す。ローテーターのクランプに差し込んだ所で起立させ、下段ステーを仮張する。そうすれば、登れるので、まずは登って、ベアリング台を固定、ベアリングの芯出し、ローテーターへの固定を行う。続いて、上段ステー張り、下段を一旦緩めてタワーとマストの垂直を出し、、、、と。寝ている状態でメインマストが入るかどうかのテストはやっておいた方が良さそうだ。う~~ん手順はだいたい分かったが。

人足3名以上。ステーは事前にアンカー工事して引っ掛けるだけの状態にしておく必要がありそうだ。来月だな。この地上タワーはアンテナのテストベッドにする。430MHzは特に調整する必要はないと思うがHFビームは地上に降りているこのタワーに仮組して、でだいたいの値を出しておき、上での調整は最低限にしておきたい。

さてさて、、、どうなるか。

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