2013年12月1日日曜日

21エレ×2最終調整

夜間のテスト運用が多かったため、日中に全貌を現した写真は初めてであろうか。カメラの広角いっぱいで撮ったら、思いっきりポールもアンテナも歪んで映ってしまった。実際は垂直、アンテナも歪みのない状態である。ポールもグラスファイバーの50φのゴン太柱になっている。これは25エレアンテナと一緒にOMさんに頂いたもので、踏みたてポールをめいいっぱい緩めて丁度である。ポールの歪みもなくなって非常にFBになった。ただ、分割のできない4Mものなので、キャリアに乗せて移動するしかない。

今日はひたすら、弱い信号をみつけて呼び込み&強い局はFT817のミニマムパワー500mWでQRPPで送信してみた。う~~ん。まずもって、ウチのHOMEのGPとは異次元の耳、飛びをしている。平地から500mW出して59貰えたりすると、とりあえずOKかなと。

夜間はSSBによる1-3と5-1-7のスケジュールを聞いてみた。まさか「3エリアなんて聞こえないだろう」と思ったが、

「聞こえる、、、聞こえる、、、」

3エリア。1エリアのチェックイン音のバックで3エリアでチェックインしている音が聞こえる。そして交信が始まると各局ビームを1エリアに合わせてきたので、より鮮明に聞こえてきた。キー局がTS-790の針が僅かに振る。通常のリグでは53~55といった所であろうか。3エリアのビッグガンと同調していれば、ノンプリでも、コールサインや会話もしっかり取れるようである。1-3の直後というか半ば並行して5-17が始まったが、5エリアは流石に厳しい。誰か居るのは感じるが、音声として復調されてこない。もっとも、ビッグガンの各局も「取れない」とビームを微調整しても難しかったようで。

いかんせんTS-790は針が振れなくても聞こえているゾーンが広いので困るが、遠くは神戸の局の信号が取れたようである。直下プリがあるか2列2段なら5も聞こえる可能性がある。参加はしていないので、送信がうまくいくかは不明。もっともTS-790はSSBは出力が落ちる。

アンテナ振り角の調整は非常にシビアである。5度くらいの振り角で変化してしまう。ローテーターも停止精度が厳しいと思われる。富士山の右側、南アルプスの山岳回折で3エリア各局が取れるようである。対して、5エリアは富士山方向かやや南に向けると、かすかに存在を感じる。タイミングによっては音声っぽいのも聞こえるのであるが、もう一息といった感じ。実用上、2エリアがめいいっぱいかな。1-2スケジュールは朝のようで、アンテナを組んで上げないといけない移動局は厳しい。やっぱり、HOMEに20エレ級が欲しい。来週はQSOの現実味のある2エリアを聞いてみたいなぁ。


う~~ん。まぁ、ご覧の通り、毒々しい改造21エレアンテナ。完成したようである。





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