2013年10月23日水曜日

TS-790Sがやってきた。




TS-790がやって来た。再開局してから半年。HFから430MHzまでが固定機化され、やっと、ベースステーションらしくなった。FT-2000が時代の割にはダイヤルが多いクラシックな面構えをしているからだろうが、往年の飛行機のコックピットのようなダイヤルだらけのパネルとなった。

後は、アナログのSメーターである。もはや高級HF機でも搭載されなくなりつつあるが、メーカー的にはコストがかかる嫌な部品らしい。FMメインの430MHzでアナログメーターを見ると何か変な違和感がある。バン!と振れて入感し、バンと落ちる。一転、モービルステーションはSSBのように波を打つ。面白い。

最近のリグはファンクションを使う傾向が多いのであるが、この2台は実に簡単、かつ直感的にワンプッシュで各種設定ができる。パワーを絞りたいときも、マイクゲインを調整したい時もダイヤルをひねるだけで無段階で調整できる。あとはモード切替やVFO、メイン/サブ、切替も分かりやすすぎるボタン設定。

受信感度云々は、まだQSOできないので、何とも言えないが、世間の前評判どうり「並」といった所だろうか、FT-817から劇的に変ったかと言われると?である。むしろそうでないと小兵ながら侮れないという、FT-817の立場がないのであるが、ファンクション、ファンクションで呼び出していかないと何の調整もできない、操作性の劣悪性からはウソのように解放されそうだ。

また、FT-2000同様に背面の本来PKTやRTTY用の端子より音声を入力するケーブルを見つけた(自作より安いなぁ)ので、音声も今までの、付属のオニギリマイクから、FT-2000と同様のマイク系統を使った入力へのグレードアップができそうだ。

速攻TSSに書類を送っておいたが、昔で言う、JARL登録機種なので、早く認可が下りないものだろうか。その辺の小細工をしているうちに、認可が下りると思うのだが、、、ここの所、免許状の内容が変らない免許状が立て続けに来ている。増設は「技適ならタダ」の所、オールドリグは金を取るとは、いかんとも解せない、JARL会費が高い、高い、と思いつつも、年間通すと、今年はオールド機の認可を2回に、リニア増設を1回やったので、TSSに払った金の方が高くなった。


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