2013年9月25日水曜日

リモートシャック

本当は月曜日までに間に合わせておけば、一般人からすればビックリ仰天のシステムだったのかもしれないが、何とかリモートシャック機能がモノになったようだ。


YAESUからも遠隔操作ソフトは出ているのであるが、OMさんが薦めるのはこのFT2000RCというソフトである。スマホからも操作しやすいように、メインVFOダイヤルに加え、スライドバーがあたり、各種調整がダイヤルからやはりスライドバーになっていたりする。スマホからも操作できるのであるが、PC操作が画面も大きくやりやすい。しかもQRZ.COMにログを送信する機能がついている。

まずは問題は、FT-2000との接続。これがRS232Cになっている。最近のPCでは装備されないため、USB変換機が必要になるが、小生のマシンには奇跡的についていた。

次に、レートの設定。FT-2000のメニュー028番ボーレートの設定を34800bpsに設定する。
最後まで悩まされたのが、メニュー030番。CAT RASの項目をOFFにしておく。


続いてFT2000RCの設定も小生のPCの場合COM1を使用し、RATEを38400に設定。

そしてPCのCOMポートの設定もデバイスマネージャを開いて、COM1のビットは38400に。データビットを8に、パリティ、なし。ストップビット、2。フロー制御、なし。

ここまで来て、スイッチボタンを押すとリグの電源が入り、ダイヤル位置に関係なくカチャカチャ動くようであれば、リモート成功である。

小生のマシンの場合、ケツのAF OUTからサウンドカードのINに入りサウンドカードのOUTからミキサーに入る。ミキサーでマイクとライン入力を分別した上で、ケツのMIC端子に戻って来る。MONIスイッチがONになっていると送信時にループしてしまうので注意である。


後はリモートである。リモートはチームビューワーとスカイプが使えれば、PCでも良いし、スマホでも良い。リモート運用で家を離れる時は、シャック内においてPCが立ち上がって、アンテナが正規の箇所にスイッチされているのを確認しておく。

外部からは、チームビューワーで接続する。すると、FT200RCが操作できるので、電源をONにするとリグが起動する。そのままでは音声の送受信ができないので、スカイプで接続してやり、音声をサウンドカードの音声が送受信できるようになる。

MOXボタンを押すと送信動作となりTXランプが店頭する。ALCが振り、PWRメーターが触れていればOK。ここまでを自宅でダミーロード相手にテストしておけば、実戦配備OKであろう。

流石に、遅延があるのが、難点であるが、元々SSBは音が悪いので、「おにぎりマイク程度の音質になるようで」聞いている限りあまり気にならないようだ。

ここでのポイントは/×の移動局でなないという事である。あくまでQTHは無線機の設置場所である。例え千葉県、船橋市から、スマホを使って出ても、「JH1PRT、埼玉県鴻巣市」を送出しなければならない。

しかし、それが故に50Wを超えた運用が許可されている。小生の場合、最大で200Wであるが、リモートのKW局も存在する。ただ、小生はリニアがボロいのと無人の場合はモノバンドになるので、遠隔動作は恐いので、リニアスルーのベアフット、100Wに減力している。リグ附属のアンテナ切替機が動作するので、どの周波数、どの帯域にもQRVできるブロードバンドアンテナとそこそこのゲインが得られえるダイポールの切替も可能である。更に突き詰めればもっと複雑なアンテナ切替や、リニア操作、ローテーター制御も可能であるが、小生はお手軽が目標なので、このあたりで手を打っておく。

この機能、本骨頂はハイバンドシーズンかなぁ、、、とも思うが、スマホでクラスターをクリクリして、珍しい局が出ているようだったら、QSOしてみる的な使い方もできそうだ。


総務省の指針で、万一停波しなくなった場合も考慮し、3時間以内に到着できる場所での運用するようにとの事である。





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