2013年4月8日月曜日

115系2両S編成(2)

前回、ラボは寒いので体調が悪いから放っておこうかと言っていた115系S編成。やっと温かい季節がやってきて、再始動。とは言ってもコマーシャルが忙しくなるから、また低下するのであるが、過去の工作記録を見ると、ラボは冷房が入るので夏場の工作が多いように感じる。

さて、どっから取り掛かって良いか分からず。とにかく切り継がなければならない。

エイヤ!


屋根板の切り落しは案外簡単だった。ただ、通風器が干渉するので、切りづらい。一体形成なので穴が開いてしまった。

手こずったのは動力の方。これは、「支線区のエース」として実際に走って貰うので、動力付で2両化する事にした。先人が言うように見事にライトユニットの車体側に干渉する。試しにライトユニットを外してみたが、それでも干渉するので、サンダー君の登場

ギャアアァァァァァ

と激しい音をたてて削って行くが思いのほかダイキャストが硬い。そのうち手元が熱くなって来た。ヤバい。調子をくれていると、モーターが溶ける。DCC化の時にやらかして大変な思いをしたので、熱くなり過ぎないように休み休み削って行く。

そして何とか、ライトユニットが入る所まで削れた。当ててみた所。

ははは。尾灯の位置はダイキャストに完全に潜ってしまう。DCC点灯なら何とか、尾灯とヘッドライトを入換えれば、ヘッドライトのみの点灯ならできなくもないような感じである。


資材がないので、今日はここまで。それでも2両編成らしくなった。細かい事を言うと色々あるらしいが

「とりあえず形になった」。

後はクモハ114のダミーカプラーの取り付けと屋根の整形。失ったホイッスルの取り付けといった所であろうか。クモハ114のジャンパ栓受けはないようなので削った。カプラーは動力のない、クモハ115の側をアーノルトとして重連に対応する事にした。3両編成を連結できるようにした時に余っていた連結タイプの長首カプラー付きDT21が余っていたので取り付けた。点灯ユニットはとりあえず本体を外してあるが、DCCのデコーダーを取り付ける時に考えてみる事にする。

ここまで来て「違うだろ」と思った方。その通り。この2両編成はモハ114とモハ115の先頭車化改造車で誕生したので、1000番台の制御付随車のクハ115をベースに作ってしまうと写真とは反対側の窓配置が雪切室の配置と便所がエラーとなる。それとクモハ114、115共に中間車からの改造なので、運転台側のベンチレーターが2基となっているのが特徴。ちなみに中間ユニットから改造されているので便所は無い。付いている車両は後年の改造で、窓埋め加工がされ、明り取り窓がないタイプとなっている。まぁ、越後、弥彦線電化の際に投入された初期車のS、Y編成にタネ車が0番台の車両があり、近い窓割の車両もあるが、それも便所やクーラーがエラーになったりで難しい。

ベタな改造方法はクモハ115の車体を背中合わせにして用いれば、方向幕窓を埋めるのとベンチレーターの削減程度の加工で済む。いやね。単品ものならともかく、予算がないんですよ。とりあえず、致命的な加工をするのを極力避け、エラーに目をつぶっておく。どうするかは今後の課題。とりあえず「お手軽加工」。ホラ、形は違うけど、便所がついてるから、2両で単独運用にも入るよ。


ダイキャストを削った際に熱を持ったので不安だったので、仮組みで試運転してみた。バラしていないが、モーターは無事みたいだ。

最もエラーの分かる角度。新造1000番台クモハ115に0番台改造のクモハ114?しかも便所明かり取り窓付き、方向幕付き。まぁ、脳内では、諸事情により新造車のクモハ115と初期型で0番台からの改造車のクモハ114がペアを組んでおり、便所は試験改造車につき窓があるという設定。

(後日談)

結局、無理があったので、セオリーどうり、もう1セット見つけて購入し、クモハ115の車体を使用して再改造し、クモハ114とした。余剰となった車両は組み替えてL編成化。



クモハ115を抜いて余剰となったセットは、S編成を作った時に余剰となった、クハ115を入れて背中合わせに組成し、同じく余剰のモハ114はTOMIXの屋根に通風器とAU75G型を取り付けて、パンタグラフのない中間電動車のモハ115とする改造を行った。N、S、L全編成が揃った事になる。


壮観な眺めとなった電留線。新潟の雰囲気バリバリとなった。


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