2013年2月12日火曜日

ED75 775 (KATO)3009-3



新潟レイアウト 車両紹介 (機関車編)

KATO

ED75 775 1996年頃購入

現在保有の当鉄道の本線系最後の機関車はED75 775。もはや死語となったKATOの「スカートが動いてしまう」機関車からフライホイール付きの機種に変わる過渡期的製品で、ガラスの入っていないモニター窓など車体などは旧製品を踏襲しつつ、カプラーはボディマウントになっている。ナンバーは何と775号機。鉄道博物館展示機である。1996年の購入にしてこれは偶然。







(実車)
黎明期の交流機関車、ED71型の後継機として製造された。シリコン整流器を最初から搭載し、タップ切替制御。東北本線で1200t貨物列車を牽引する都合上、重連総括制御付きで貫通扉を備えたデザインである。東北地方を中心に活躍し、細かな番台区分がある。
700番台は奥羽、羽越本線向けに耐寒耐雪耐塩害対策を強化したモデルで、屋根上に配置してあった特別高圧機器はEF81同様の室内配置となった。また、パンタグラフも下枠交差型のPS103。700番台は残存車は全部JR東日本が引き継いだ経緯があり、上野口の夜行客車はもとより、当時はかなりの数が残っていた、50系や12系といった普通客車を牽引した。
775号機は1975年の新製から最後まで秋田の所属で、奥羽、羽越線の普通列車をはじめ、「あけぼの」等を牽引した後、701系の大量投入による淘汰の波を生き残り、2007年除籍。そして、奇跡の鉄道博物館への殿堂入りを果たした車両である。

(当鉄道での設定)
基本的に直流区間である当鉄道では異端の車両。ロケーション設定も「あつみ温泉」付近が北限で本来、出現しない車両であるが。レッドトレインを牽く雄姿に魅せられ買った製品。当鉄道ではロケーションを無視して走る事がある他、F級6軸車より、ショートボディの4軸の機関車でレイアウトの試運転がやりやすいので、レイアウト試験用機関車として活躍している。


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