2012年12月28日金曜日

KATO 485系特急電車 10-1128


新潟レイアウト(車両紹介編)電車・気動車

KATO 10-1128

485系300番台

2013年1月購入



KATOから年末駆け込みのビッグ再生産。485系300番台である。まぁ、組み合わせてねといった感じでセット内容でチョイスが難しかったが結局フルセット購入となった。基本的に2010年に生産された初期型485系「雷鳥」の発展版のような内容で、初期型ボンネット編成から非貫通300番台を混在させた複雑な編成まで、好みに応じて自由に編成できる内容と言えよう。

(実車紹介)
言わずと知れた、国鉄型特急電車の超代表格。1964(昭39)年の登場で、以後長きに渡って生産が続いた車両である。交直両用で50Hz/60Hz対応で全国的な転配に対応しており、全国で活躍した。バリエーションで特徴的なのは、ボンネット型の初期型、貫通扉を持った貫通型、貫通扉が無くなった300番台、北海道向けに生産された1500番台。そして決定版とも言える東北向けの1000番台とバリエーションが豊富なのも特徴である。

(当鉄道での設定)


 両端はボンネットだがユニットは新旧が混じる。プロトタイプは京都総合運転所(向日町)車が充当されていた2000年頃の最終期の大阪-青森の白鳥。そしてヘッドマークが文字の「ひばり」。困ったなぁ、ユニットを揃えるコストも大変だったのに国鉄時代を意識しすぎているセット内容で、JR化後引退間際の姿を再現するには付属品もあれこれ必要そうだ。
 電気釜スタイルの300番台先頭車は本当は1000番台なのであるが、クロハ481として、「いなほ」を再現したいと思うが、例によってヘッドマーク転換装置の「替え玉」が必要なので、当分は「白鳥」の電気釜スタイルかな。




 まずは先頭車。ボンネット型クハ481-100型と扉なし非貫通型先頭車、通称「電気釜」のクハ481-300。小生的には「TOMIXのHG仕様のようなグレードは要らないので、値段を安くして!」という訴えに答えるかのような、「そこそこの出来」で「そこそこの値段」。クハ481-100の検電アンテナは未取り付けとなっているが、別パーツ。



 そして前回の初期型「雷鳥」セットを引き継ぐ、KATOの完全リニューアル品であるのでDCCフレンドリー。クハ481-100もクハ481-300も共にFL12先頭車デコーダーの設置スロットが床下に設けられている。これは嬉しい。



 電動車ユニットモハ484-0+モハ485-0とモハ484-300とモハ485-300。外観上の大きな違いはキノコ型クーラーか。セットにサロとサシが組まれているので、事実上、増結セットを買わないと駄目なのが難点。ただ、追加ユニットを0番台がいいか300番台がいいかをチョイスできるという意味ではいいのだが。小生は両方購入。最大で9両の大阪-青森「白鳥」の最終期が表現できる。
 それと今回、動力車のバラ売りはないので、両端が初期型ボンネットの編成を組む場合も300番台ユニットを挿入しなければならない。



 先頭車がそうなら、もちろんDCCフレンドリー。セット内のモハ484-300に動力が組み込まれているがこのように床板が外れる。取扱説明書に詳しい説明がないのであるが、見た感じ、写真右側のモーター端子にバネが見えるので、一旦、写真右側の台車を外して、ドライブシャフトを抜いて、モーター側に向かってEM-13動力車デコーダーを差し込む構造になっているようである。



 どうしてこれをセットにいれちゃったの?と言いたくなる、サロ481とサシ481。まぁ、動力ユニットは0番代か300番代かを選べるようにする「親切心」なのかもしれないが、サシ481は要らないよ。小生の時代設定では既に改造され、「グランシャリオ」とか「ダイナープレヤデス」になっている。



 ボンネット型クハ481を先頭にした7両編成。ボンネット特急が颯爽と走る姿は想像していた以上にカッコいい。在りし日の、古き良き時代の再現である。









1 件のコメント: