2012年8月4日土曜日

KATO 115系 SDN144PS 取り付け(4) サウンド挿入

サウンド機能が生きているのは分かったので、115系サウンドを投入してみる。



デジトラックスのHPにアクセスして、サウンドファイルをダウンロードする。これがまた、先輩諸氏が言われているように、酷いラインナップで、アメリカの事情なのだろうが、大型ディーゼル機や蒸機のものばかりしかない。電車というジャンルでは路面電車の音が2種類あるのみ。まぁ、仕方ないので、比較的型が新しそうな(といっても釣り掛けサウンド)PeaterWittと名のついているファイルをダウンロード。


デコーダーがどういう動作をしている時にどの音を出すとかいった、パラメーターは何処にあるのか分からない、ざっくりしたCV値とサウンドの関係などは、ファイルについてくるので、プリントアウトして、設定の参考にする。とりあえず、今日の所は、路面電車の音と115系の音を差し替えれば大丈夫そうなものだけをいじる。どの音とどの音を関連付けるとか、どの音をループにするとかいった設定は難しいようだ。
モーター音の設定が一番難しい。元データは1秒のモーター音をループさせて発音させているようである。また、1秒ごとの音を7つの加速域に分けているので、115系の音も7つの速度域を用意すればいいのであるが問題が発生。そもそも、録音されたものは加速中とか減速中なものだから、1秒抜き取っただけでも、最初と最後では音の周波数が変化している。そのままループすると物凄くぎこちないので、前後反転させた音を重ねる手法で若干、改善はしたものの、やはりループすると音が変。高速域になってくれば、1秒あたりの音の周波数の変化が少ないのでそのままループさせても、ぎこちなさは感じないのであるが、低速域は酷い。


 しょっぱいとは聞いていたが、聞きしに勝るしょっぱさのスピーカーが付属。蚊の鳴くような音しか出ないので、即席でボール紙でエンクロージャーを作ってみた。こんなインチキなエンクロージャーでも随分と発音が良くなった。



では試験といきますか。ご覧の通り、カメラのマイクの横にスピーカーがあるので大きく音が聞こえるが、実際は蚊の鳴くような音。


で、上の写真のようにして撮った動画。モーター音が全然駄目ですね。先は長そうだ。


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