2010年11月11日木曜日

湯沢旅情~旅情の中の歌謡曲(2)

旅情の中の歌謡曲。第2回は湯沢旅情~加山雄三
商品リンクなんぞをつけていたりするのだが、最近の曲と違って、ダウンロードだとかいった類のリンクに乏しいものがある。

さて、あえてどちらかというとマイナーな曲の選択となっているが、ふるさとチャイムの時代、上越新幹線の越後湯沢駅の到着チャイムとして使われていた曲である。ちなみに加山雄三と言えば、信越方面への189、183系で使われていた「ちょっとだけストレンジャー」の方が有名かもしれないが、旅情の味の面ではこの曲の方がイイように思えてチョイス。

歌詞の内容は湯沢の四季と淡い恋心を歌ったもの。歌われている季節が若葉の頃、夏、そして白銀の冬へと移り変わってゆく。3番で歌われている白銀の世界が湯沢の一般的な印象だが、静まり返った、青く草生したゲレンデ、静かな風情の温泉街、シーズンオフの湯沢の静かに流れていく時間というのもまたイイものである。

普通列車で清水トンネルを抜け、土樽を過ぎ、緑豊かな越後中里のゲレンデを横目に、越後湯沢駅へ。すれ違う北越急行へ乗り換える客の雑踏を抜けて改札口を出ると、一転、静かな温泉街。小説「雪国」のモデルの地、やはりこの地には淡い恋の物語が似合う。












直リンクできませんでしたが、itunesから加山雄三オリジナルバージョンがダウンロードできます。

0 件のコメント:

コメントを投稿