2010年10月2日土曜日

SL信越線125周年記念号

今日は子供と出かけようと、駅へ。行くアテもなかったのだが、券売機の前まで来て、横川の鉄道文化むらへ行こうと思い、しばし悩む。でも、折角だから、「SLみなかみ」もいいなと思い、もしもし券売機カエル君に話かけてみた。

話しかけて、しばらく待った後、カエル氏より、

「申し訳ございません、本日の運転はありません」

と意外な回答。秋の行楽シーズンの土曜日なのに運転がないのはおかしいと思い 、機転を利かせて

「今日は横川行きで運転ですか」

と聞いた所

「2名様並びで空きがあります」

と、ラッキーな回答。



してこんな経緯で横川の鉄道文化むらまで行ってきた。牽引はご存知D51498、座席は4号車だが、機関車の次位、先頭車だ。子供は喜ぶどころかあまりのド迫力にビビっておじけづいてしまうといったハプニングもあったが、こういうイベント列車は親子で楽しむのが一番だ。沿線の手を振る観衆に答えるかのように(実際は注意喚起)響く汽笛、ドラフト音、吐き出すドレーン。やっぱり生きているSLは素晴らしい。
少々、3歳の子にはわかりづらいかなとも思ったが、楽しい休日となった。



今年から運転日が多くなった信越線へのSLだが、125周年記念のネームもあってか、沿線にはひとだかり。


余談。前方の席の旅客が窓を開けていたので、迫力ある走行音が楽しめたが、横川駅直前の上り坂で煤煙の洗礼をうけた。煤煙はついてしまうと厄介。
それでも、見ていて思ったより煙は少ないとは思ったが、改造でこんなデカい重油タンクを装備している。どうりで温室用の「暖房機」の臭いがすると思った。真横から見ると巧みに遮蔽されてはいるが、真上から見るとテンダーの半分は重油だ。重油併燃で真っ黒いド迫力の煙とまではいかなくなったが、時代の流れ、沿線と共存する為には仕方ない。

ちなみに来月、KATOから発売になるD51 498(動態保存仕様)、予約済である(爆)

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