2010年9月29日水曜日

塗装ブース 試作

誰もが抱える塗装の悩み、屋外でスプレーを使うと

「風に流される」

という事。エアブラシは、なおさら風に弱い。


で、作ってみた。風の強い日や寒い冬季でも塗装がラクラク快適、

「塗装ブース」

買うと高いものだが、構造が簡単なので、自作する人も多いようで、諸先輩方のネットの情報を色々見て、研究。窓用の換気扇やパイプ用の換気扇を使う例が多いようである。窓用換気扇が設置も簡単で作りやすいと思ったのだが、とりあえずは、ありあわせの材料で試作。筐体はベニヤで組めば良いのだろうが、性能試験中につき、ダンボール。そして問題のファンは当初PC用の冷却ファンを試したが、あまりにの風量のなさに却下。次に試用されたのは、温室用の送風ファン。


Suidenの「すくすくファン」。
名前こそ「すくすく」とついているが、植物が「すくすく」育つように送風するため、AC100Vのファンとしてはかなりの強風。というか、「暴風」。

塗装ブースに使うにはオーバースペックかと思ったが、使ってみたところ、やはり、「強」モードでは強すぎて、噴霧がシャープになりすぎる傾向があるようである。「弱」モードで使うと程よい吸引力か。このファンで良いんだろうか。冬期は使わないし、4台あっても稼働率は概ね2、3台なので1台は塗装ブースに使っても良かろう。結構高いファンなので、いちおう脱着できるように設置。それから、温室で使うものだから汚れてもかまわないのだが、いちおうフィルターも設置予定。

ブースそのものは、作業スペースの都合でダクトを直角に配する構造で、使用時は窓を開ける。直角に曲がっているが、このクラスのファンであれば問題ない。この状態で使うと、外が強風の場合、吹き込んできた風で予想外の噴霧になるみたい(当然だが)なので、窓用換気扇のように、上半分の開口部を覆う板を嵌める必要がありそうだ。 やる気のあるうちにやってしまった方がいい。


仮設感バリバリだった塗装ブースの窓ユニットを組み立てた。窓ユニットなんて大そうなものではない。ファンに取り付ける窓枠。材料は何てことはない、ホームセンターにある1×3材と、レイアウトの余りのベニヤを駆使して枠を組む。ファンが入る場所はジグソーで円形に抜き、アクリル板で彩光窓を付けてみた。


ファンを取り付けるとこんな感じ。なんか、内装レス、打ち放しの納屋の内装とマッチしているような。


ブースも取り付けてみる。窓の高さに揃えたので塗装ポジションは高い。作業ユニットの場所をもう少し上げて、スタンディングポジションにしてしまっても良いようだ。

こう見ると、ダンボールも、打ち放しの内装にマッチしている。ただ、その辺にあったから使った黒いガムテープが余計だったかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿