2010年9月18日土曜日

トップリフターとリーチスタッカー


コンテナファンの皆様お待たせしました。

もうだいぶ発売が遅れていた商品。実は6月に「購入」したものだが、今日届いた。藤本のNジオ特殊車輌のトップリフターとマルカのザ建機ハイパーコンストラクションのリーチスッタカー。共に6月の発売のはずが、リーチスタッカーは8月。トップリフターは今月までずれこんだ。模型で最近流行の大型コンテナを持ち上げるフォークリフトが不在でなかなか製品化されなかったのだが、とうとう満を持して登場した感。

手すりなどのパーツをまだ取り付けていないダサい姿なのだが、いてもたってもいられず、とりあえずお約束、コンテナを持ち上げさせてみた。


まずはトップリフターから。最初コンテナを両面テープで貼り付けようかなと思ったのだが、ノープロブレムだった。スプレッダーの端が少々歪んで噛めるように上手くできており、1/150サイズの日本型Nスケールのコンテナは無加工で取り付けられるようである。写真はトラックコレクション第7弾のランテックの30フィートコンテナ。輸入品の1/160や1/140のコンテナは、大きすぎて収まらなかったり、スカスカだったり、残念ながらそのままでは無理だった。
20フィートを超えるような、大型のコンテナは通常のフォークを挿すタイプのフォークリフトでは危険なためか、このように隅金具部分を掴んで上から持ち上げるタイプのフォークリフト(=スプレッダー付フォークリフト=トップリフター)が使われる。リーチスタッカーは後述の資格の問題があって、鉄道の現場で普及しているのはトップリフターが多い。


最大の見せ場、40フィート海上コンテナを
「エイヤッ!」
コレクションシリーズのコンテナは輸入品コンテナのようにウェイトが入ってないので軽い。トップリフターの車体後部にはウェイトが仕込んであるみたいで、恐らくこのテのコンテナは持ち上がるように設計されているみたいである。


こちらはマルカのリーチスタッカー。去年より生産が開始されたTCMの45tモデル。こちらも藤本のトップリフターと同じ機構でコンテナを掴めるようになっている。
リーチスタッカーはこのように「奥の」コンテナも取る事ができる。奥のコンテナが取れるだけでなく、スプレッダー部が回転するため、角度調整も容易で、スタックする時や貨車への積載の時の位置決めもリーチスタッカーの方が便利そうな。しかし、昔はその形態から日本においては規制上、フォークリフトではなく、クレーンに分類されるため、資格が簡単なフォークリフトではなく、難しい国家試験が待ち受けるクレーンの資格が必要だったため、なかなか普及しなかった。今では規制緩和でフォークローダー(ショベルローダー)の資格で乗れるようである。鉄道駅では確か宇都宮(タ)にいたはずである。



笑ってしまったのだが、藤本のホイールローダー。新潟だから除雪用にと1台導入したのだが、トップリフターの出来から比べると同じ値段でそりゃねぇだろという大きさと出来具合。写真を見ても一目両全。値段の整合性を取るためか、交換用バケットと、何に使うのか意味が分からないH鋼が2本。多少高くとも箱買いではなく、バラ買いしといて良かったと思った瞬間である。



※追記
2013年4月現在。KATOよりトップリフターと大型フォークリフトが発売されています。  


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