2010年6月15日火曜日

模型の素材

さて、レイアウトの方はどうなったのかと言うと、山の整形。
発泡スチロールを積み上げて山を整形し、プラスタークロスを貼り付けながら形作っていく。小さいながら複雑な地形で、切った貼ったの繰り返しでなかなか進まない。

プラスタークロスを使ったといったら松氏に
「随分いい材料使うね」
等と言われてしまった。
10年前レベルで模型の知識が止まっている小生たちにしてみれば、山の材料は発泡スチロールに、木工用ボンドの水溶液に浸した新聞紙を貼り付けたいわゆる「張りぼて」。その上に当時の定番、TOMIXの「プラスター」を塗ったものだ。小生もはじめプラスタークロスと聞いた時「何てブルジョワな素材なんだ」と思い半分バカにしていたのであるが、使ってみたらこれは便利。適当な大きさに切って、水に浸すだけでドンドン山が整形されていく。しかし、気に入った形にするにはだいぶ量を使うようで、コストパフォーマンスとしては微妙。ただ、広いままズバッと貼る事により、コンクリートの擁壁など、平滑な面の整形に向いているかもしれない。

手元には10年前に買った機芸出版社の「Nゲージレイアウト」「Nゲージブック」等の本があって参考にしているのであるが、雑誌やネット等で見る最近のレイアウトと比較するとかなりイメージが違う。何が違うと言えば、恐らく、その分、今の素材が抜群に良くなっているのだと思うが昔のレイアウトは、ストラクチャーとレイアウト素材が大味で、のっぺりとして見える。何しろバリエーションが少ない。
それらは、トミーテックのコレクションシリーズやKATOが輸入している材料による所がだいぶ大きいと思うが、レイアウト材料で言ってみれば、実感的でしかも作業性が良く、値段もベラボウに高くはない素材が増えた。プラスタークロスしかり、昔はライケンくらいしかなかった樹木も各種フォーリッジ等、、、。レールのベースももはやベニヤをくり抜くクッキーカッター方式は古く、サブテレインシステム等、、、。

しかも、雑誌に載ってはいるけど、地方では実際には容易に手に入らなかったマニアックな素材も、ポチッとPCのボタンを押せば翌日に届く等。やはり隔世の感だ。








試験的にプラスタークロスを使用。簡単に、面白いように形が出来ていくので、ついつい調子に乗って使いすぎてしまった。




小さいレイアウトなので山の部分はご覧のとおり、山ごとズボッツと外れる構造。狭小でクリーニングカーが入れそうもないので、これでトンネル部のレール磨きも簡単。

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