2009年10月3日土曜日

宇部興産専用道路


ここの所、小生が帰宅すると、決まって鉄道ジャーナル誌のこのページが開かれたままになっている。勿論、息子の仕業である。息子は小生を見つけると、水色のトレーラーを指差し、しきりにこれは何かと聞いてくる。

マニアックすぎる。

宇部興産専用道路のダブルストレーラーの石灰石ホッパー車である。ロードトレインに分類される専用道路でしか走れない2両連結の特殊なトレーラーだ。しかし、この手の車の名前を子供に教えるのは非常に難しい。うちの息子、現在、凄い勢いで車の名前を覚えているのであるが、1車種につき、一つの呼び方でしか覚えられないので、複数の呼び方がある車は混乱してしまう。例えば下の写真の車。


職業ドライバーの小生たちから言わせれば「パッカー車」であるが、そう言うと息子は
「うぅぅ・・・。」
と言いながら
「違う」
の表情。カミさんが、この手の車の事を「ゴミ収集車」とこれまた長いフレーズで教えているので、ちゃんとそう答えてあげないと、駄目。2歳児には、やっぱ1車種につき1つの呼び方で統一してあげないと覚えられないようだ。

小生が幼少の頃の場合、コンクリートミキサー車の事をお袋に「生コン」と積載物の名前で教えられたため、ああいうトラックの事を中学生の頃まで「生コン」と言うのだとばかり思っていた。そして、友人と街を歩いていて、ふと目に入ったコンクリートミキサー車を見て、
「生コンが走ってるよ!」
などと友人に言ってしまい、後でエラい恥ずかしい思いをした事があった。

そういった事もあって、この水色のトレーラーの事を何と呼ぶかカミさんと相談した。しかしいざ、考えてみると、形態を示す「ダブルストレーラー」。ただ単に「トレーラー」。運搬装置の「ホッパー車」。場所とか道路で「宇部興産」、積荷の「石灰石」等など色々出てくるが、難しい。結局、日本中探してもここでしか走っていないという事を重視し、「ダブルストレーラー」で教える事に。

でも、そもそも、このトレーラーの普通のトレーラーとの違いを見つけて指摘してくる2歳児って、、、。

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