2009年8月8日土曜日

ベネシャンブラインド


583系、381系等、ある世代の「国鉄型」の車輌にお約束の装備がこのベネシャンブラインド。二重になったガラスの間にブラインドが内臓されており、昔の自動車についていたようなレバーをクルクルと回すと、ブラインドが上下する。一番下まで下げて、レバーを微妙に動かすとブラインドのフィンの角度を微妙に動かす事もできた。583系から改造された715系には二重のガラスの間に子供の玩具のダイヤブロックが入れられている、遊び心満点な車輌も存在した事があった。
オフィスっぽい雰囲気が時代じゃなくなったのか、また、複雑な装備なので、車輌の更新改造の際に窓を一重にして横引きカーテンに改造されてしまった車輌も多いが、オフィスはともかく、住宅などでベネシャンブラインドが流行らなくなった今、改めて見ると新鮮な気がするのだが。

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